平成29年3月期第3四半期を終えて
~計画を上回るペースで進捗 業績予想修正~

代表取締役社長 中西 聖

平成29年3月期第3四半期は、平成28年11月の米大統領選以降、円安・株高が進行し、足許では景況感が改善するものの、米トランプ大統領の政策運営など海外情勢の不透明感から、依然として企業の慎重姿勢が続く状況となりました。

このような経済環境のもと、不動産業界の動向を振り返ってみますと、マンション価格や事業用地の相場は一時の過熱感は減退したものの、依然として高止まりが続いている状況となっており、日本銀行の金融政策等勘案しますと、今年いっぱいは横ばいの状況が続くことが想定されます。

この相場環境のもと、当社が展開している東京23区や横浜地区における事業環境を考察してみますと、訪日外国人観光客数の高水準継続や外国人の永住権取得要件の緩和、単独・少人数世帯の増加など、人や経済価値の流入が継続していることが伺え、当社がこのエリアで展開している商品は底堅いものであると考えております。そのため、不動産価格の高騰により全体的に相場利回りが低下傾向の状況にあるものの、他の運用商品の利回りと比較して不動産投資の利回りの価値は、関心度の向上もあいまって、相対的に高くなってきている状況と考えられます。このような状況を総じて考えますと、商品の販売においては、よほどの経済ショックがない限り、今年も順調に進んでいくものと考えております。

上記のような経済環境、事業環境の結果といたしまして、年度の経常利益計画を上回ることが確実となってきたため、当第3四半期の業績発表と同時に業績予想の修正を出させていただきました。第4四半期は来期に向けた準備期間にもなってまいりますが、来期も増収増益を達成できるような基盤となるべく、一部来期の販売を進めており、今後もより一層の販売拡大を行っていくことを予定しております。

都市型ダイバーシティマンション
~ライフプランの提案からライフスタイルに合わせたマンションの提案へ~

昨今の住まいに対する考え方の移り変わりや女性の社会進出加速を背景に当事業年度からスタートした都市型ダイバーシティマンションの販売ですが、販売戸数は概ね想定通り推移しており、このマンションのニーズの強さを肌で実感しているところであります。当社といたしましては、今後の東京都の人口動態等を勘案いたしますと、このマーケットは伸びていくと確信しており、今後の拡大戦略の一つに位置づけるとともに、この商品において純粋想起されるようなポジションの獲得を目指していくこととしております。

生活水準の向上からマンション購入、結婚・出産を経て引越しマンション転用、自らの子の住まいとして子に住まわせ、子のライフスタイルが変わったときには再び自らがアクティブシニアとして住む、といったような、ライフスタイルの変化に対応できるマンションを企画・開発し、当社の強みであるライフプランの提案力を活かして、世の中にとって新しいコンセプトとなりうる、ライフスタイルに合わせた「住んで良し、貸して良し」のライフスタイル対応型マンション、つまりは、「新しい住み方の提案」を強化していく予定でおります。

「ふじたろう」
~不動産売却ニーズへの確かな対応~

昨今のマンション価格の高騰により不動産売却ニーズは底堅いものがあります。「ふじたろう」を通しての売却サポートでは、人工知能による相場情報提供により仲介事業者の媒介取得率が向上していることから、仲介事業者の高い評価をいただいており、オーナーの売却実績も出てまいりました。今後は、マーケティングを積極的に行い、ユーザーのニーズの拾い上げを強化するとともに、ユーザーと仲介事業者に満足していただける体制作りを行う予定でおります。

終わりに

平成29年3月期も残すところ数ヶ月となりました。ここからは、確実な販売拡大や開発物件の確保、高入居率維持などにおいて重要なファクターとなるマーケティングやブランディングの来期に向けた準備を行ってまいりますが、それ以上に今回お知らせさせていただいた業績予想の修正と配当予想の修正を確実に達成することができるよう、日々事業運営に精進する所存でございます。

今後とも変わらぬご理解とご支援を賜りますよう宜しくお願い申し上げます。

平成29年2月
プロパティエージェント株式会社

代表取締役社長
代表取締役社長 中西 聖